学校法人 飯能幼稚園

教育の特色

幼稚園が大好きな子どもたち

幼稚園が大好きで、好きなあそびで心身のたくましさを!

一人ひとりの顔かたちが違うように、入園当初の子どもたちは、それぞれ考えることも、感受性も違います。その子どもたちが集団の中でどのように生活をして、子どもたちの成長にプラスにしていくか…これが幼稚園に課せられた使命であると考えます。規制を多くし、限られた場所の中での育ては簡単ですが、これでは幼児にとっては不快の場で、望ましい環境とはいえません。
飯能幼稚園では、お子さんにとって幼稚園が楽しい場で、幼稚園が大好き…に早くなれるよう、一人ひとりへの心くばりと保護者の方とのコミュニケーションに努めています。

恵まれた豊かな自然環境での育ち

緑の豊かな園内と幼稚園の周辺には、天覧山、神久山、水道山、多峯主山、朝日山、飯能河原などがあります。これらの豊かな自然環境に四季折々に触れ、十分に生かした直接体験の活動の生活です。
自然の神秘さ、不思議さに「なぜ」「どうして」などの驚嘆を直接・具体的な体験を繰り返し、好奇心いっぱいの中で、想像力と創造力が育ちます。

生活体験の中で、幼児が身近な事象や具体的に十分に接する活動を重視しています。特に生き物や自然の素材などとの豊富なかかわり合いを持ち、それらへの親しみ、愛着、探求心などを培うようにすると同時に、これらの体験を通して、美しいものへの感受性や自己を表現する意欲等も養っています。

文字や数量にかかわる経験については、直接取りあげて指導するとともに、幼児の生活や遊びを豊かに展開することにより、生活体験として自然な形で、興味や関心が培われるように環境を構成して育てています。

異年齢のかかわりで、年少や年中児は、年長児の活動の姿を見て、「お兄さんやお姉さんのように早くできるようになりたい!」の願望が芽生えて、意欲的な取り組みを繰り返して、できた時の充実感や感動を味わう生活です。

お子さんのたいせつな幼児期です

幼稚園教育は、環境による教育であり幼児が自発的、主体的にかかわることができるよう一人ひとりの発達と個性をていねいに受けとめて、将来に必要な人格形成の基礎と基本作りの幼児期の育てを、「かかわる今をたいせつにするかかわりで育てる」保育者と環境構成に力を入れています。

生活全体の中で、幼児と教師や、幼児同士のかかわる時間を十分に確保し、自分の感情や意思を表現したり、他の幼児の存在に関心を持ち、ともに楽しんだり、共感し合える活動を通して、豊かな感情やその表現、周囲の人々に対する興味や関心、コミュニケーションの能力の芽生え、主体性と協調性の調和のとれた生活態度の基礎を培います。

家庭生活との密接な関連の中で、幼稚園生活における自発的な活動を通して、健康で、安全な生活の基盤となる基本的な習慣や態度を養うとともに、社会生活や様々な事象に対する積極的な関心と物事に取り組む意欲等を培い、自立への基礎を養います。

好きなあそびで 心身たくましく

子どもたちが健康で明るく過ごしていくことが私たちの願いです。毎日元気に活動できるたくましい心と体を同時に育てたいと考えています。それは、体力と精神力は密接なかかわりがあるからです。
飯能幼稚園では専任のインストラクターによる体育指導を実施し、子どもたちの体力向上はもとより、運動が大好きで、明るく、活発に、より安全に、積極的に生きていく力の育成を目指しています。これは、幼稚園教育の基本です。

毎日の一斉活動の意義

合掌 礼拝の心

朝の登園時と帰りの降園時では、保護者と一緒に園庭のシンボル塔の修行大師に向かって、あいさつをしていただきます。
昼食時は、担当とともに合掌し、食事訓を唱えて、食事に対する感謝の心を育てます。
全園児のホールでの集会では、合掌し「飯能幼稚園日課」を唱和します。

保護者の送迎

登降園の時間差が大きくあるため、全園児の落ち着きある生活環境と手をかけてお育ていただくことを願って、スクールバスを廃止し、保護者の方の送迎です。「連絡帳」で担任が記帳に時間がとられることなく、保護者の方は登降園時に担任と連絡をとりあうことで、コミュニケーションが深まります。

毎日のお弁当

毎日の昼食は給食ではなくお弁当をいただきます。愛情たっぷりのお弁当で、手作りへの感謝の心や食への関心が育まれます。
家庭の味なので食べ残しやアレルギーの心配もありません。「今日はどんなお弁当?」と子どもたちの毎日の楽しみにもなっています。